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いぬ飼い方

犬と赤ちゃんは一緒に暮らせる?時期別に解説する安全対策と注意点

和田 千智
和田 千智 シェリー編集部

犬と赤ちゃんを一緒に育てても大丈夫なのだろうかと、不安に感じる方は多いのではないでしょうか。衛生面や安全面、思わぬトラブルなど、気になるポイントはたくさんあります。

しかし、正しい知識と準備があれば、犬と赤ちゃんは安心して一緒に暮らしていくことができます。

この記事では、妊娠中から成長段階ごとに、気をつけたいポイントや安全に暮らすための対策をわかりやすく解説します。

妊娠中:犬と赤ちゃんの同居に向けた準備

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赤ちゃんを迎える前に、生活環境や習慣の変化に少しずつ慣れさせる大切な期間です。赤ちゃんが家に来ることを想定し、犬への負担を減らす準備をしておきましょう。

生活リズムの調整

赤ちゃんが生まれると、散歩の時間や回数が不規則になる可能性があります。今のうちに「決まった時間」ではなく「ランダムな時間」に散歩へ行く練習をしておくと、犬のストレスを軽減できます。

音慣れトレーニング

赤ちゃんの泣き声(動画や音声)を小さな音から流し、聞き慣れない音に対するストレスを感じにくくなります。

詳しい方法はこちらの記事で解説しています。

https://cheriee.jp/articles/20273/

基本トレーニングの強化

授乳中やオムツ替え中に犬をコントロールできるよう、「フセ」「マテ」「ハウス」などの基本的なしつけを改めて強化しておきます。

家具・ベビー用品に慣れさせる

ベビーベッドやベビーカー、ハイローチェアなどを早めにリビングに置き、犬がそれらのものに慣れる時間を確保しましょう。

新生児期:犬と赤ちゃんの初対面と接し方

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犬が新しく家族に加わった赤ちゃんを認識していく時期です。

事前ににおいを嗅がせる

赤ちゃんとの対面前に、においがついたタオルなどを持ち帰り、犬に嗅がせておきます。

初対面は慎重に

初めて会わせる時は飛びつきや急な接近を防ぐため、大人が二人以上で対応します。一人が犬のリードを持ち、もう一人が赤ちゃんを抱っこして、遠くから見せる程度から始めましょう。

「赤ちゃん=良いこと」の関連付け

赤ちゃんを抱いている時に、犬に優しく声をかけたり、おやつをあげたりします。ただし、過度に興奮させないよう落ち着いた対応を心がけましょう。

衛生面の注意

犬が赤ちゃんの顔や口を舐めないよう注意してください。犬の口内には人とは異なる細菌がいるため、免疫力の弱い赤ちゃんにとっては感染症のリスクがあります。

乳児期:犬と赤ちゃんの関わり方と安全対策

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赤ちゃんが声を出し、手足をバタバタさせ始める時期です。

動きへの反応チェック

赤ちゃんの手足の動きに反応して、犬が遊びや追いかける本能の延長で甘噛みしようとしないか注視してください。思わぬケガにつながる可能性があります。

鳴き声ストレスへの対応

激しい泣き声が犬のストレスになることがあります。犬が落ち着ける静かな避難場所(ケージなど)を確保してあげましょう。

ハイハイ期・離乳食期:犬と赤ちゃんの事故防止対策

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最も事故が起きやすく、注意が必要な時期です。

子どもの接触行動に注意

赤ちゃんがハイハイで犬を追いかけたり、しっぽを掴んだりし始めるため、思わぬケガにつながる可能性があります。

犬が嫌がって唸ったり噛みついたりしないよう、状況に応じてベビーゲートなどで空間を分けましょう。犬が自分から離れられる環境を作ることも大切です。

食べ物の管理

離乳食の食べこぼしを犬が食べてしまうと、中毒(ネギ類やブドウなど)や消化不良の原因になります。

人間には問題ない食材でも、犬にとっては有害なものがあります。食事の際はエリアを完全に分けるのが安全です。

おもちゃの分離

どちらのおもちゃか判別がつかず、奪い合いになることがあります。また、犬のおもちゃには唾液や細菌が付着しているため、赤ちゃんが口に入れると衛生面でも良くありません。

誤飲やトラブルを防ぐためにも、おもちゃは別々に管理しましょう。

犬のストレスサイン

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犬はストレスを感じても、いきなり攻撃行動に出ることは多くありません。その前に、さまざまな「サイン」を出していることがほとんどです。

しかし、人がそれに気づけないと、結果としてトラブルにつながることもあります。以下のような行動が見られたら、犬が不安や緊張を感じているサインかもしれません。

  • 眠くないのにあくびをする
  • 舌なめずりを繰り返す
  • 目をそらす・顔を背ける
  • 白目が見える
  • 体をかく、ブルブルと体を振る
  • その場から離れようとする
  • しっぽを下げる、耳を伏せる

これらは一見すると何気ない仕草ですが、犬にとっては「これ以上近づかないでほしい」という気持ちの表れであることが多いです。

特に赤ちゃんや小さな子どもは、犬が嫌がっていても理解できずに距離を詰めてしまうため、周囲の大人がこうしたサインに気づいてあげることがとても重要です。

もしサインが見られた場合は、無理に関わらせずに犬と子どもを一度離し、犬が落ち着ける環境に移動させてあげましょう。

犬と赤ちゃんが安全に暮らすための基本ルール

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犬と赤ちゃんが同じ屋根の下で安全に、そしてお互いストレスなく暮らすためには、「個々のスペースの確立」と「大人の適切な管理」がとても重要です。

以下の5つの基本ルールを、家族で共有しておきましょう。

1. 犬と赤ちゃんだけの空間にしない

これが最も重要なポイントです。普段は穏やかな犬でも、赤ちゃんの急な動きに驚いて反射的に口が出てしまうことがあります。

トイレや宅配対応などの短時間でも、犬と赤ちゃんだけの状況は避け、どちらかをサークルに入れる・別室に移動させるなどの対応をしましょう。

2. 犬のセーフティゾーンを確保する

犬が赤ちゃんから解放される場所を作ってあげましょう。ベビーゲートやクレートを使い、犬にとって「ここに行けば安心だ」と思える避難所を確保します。

3. 犬の所有物を尊重する

犬が大切なものを守ろうとする本能(所有欲)を刺激しないことが事故防止につながります。特に、食事中の犬は最も警戒心が強くなります。食べている最中は赤ちゃんを近づけないようにしましょう。

また、犬用のおもちゃと赤ちゃん用のおもちゃを明確に分け、お互いのものを奪い合わない環境を整えます。

4. 挨拶は犬のペースで

無理に仲良くさせようと、赤ちゃんを犬に押し付けるのは逆効果です。犬が自分からクンクンとニオイを嗅ぎに来るのを待ち、満足したら深追いさせないようにします。

赤ちゃんの近くで犬が穏やかにしていたら、すかさず褒めたりおやつをあげたりして、「赤ちゃんのそば=良いことが起きる」と学習させます。

5. 犬との接し方を教える

赤ちゃんが成長してきたら、早い段階から動物への接し方を教えます。

毛を引っ張るなど犬が嫌がるような乱暴な扱いをしないように、大人が赤ちゃんの手に自分の手を添えて優しく撫でる方法を教えます。

犬と赤ちゃんが安全に暮らすために大切なこと

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犬は子どもの成長にさまざまな良い影響をもたらす存在です。一方で、日々の管理や配慮が欠かせない場面もあります。

しかし、正しい知識をもって環境を整えれば、犬と赤ちゃんは無理なく一緒に暮らしていくことができます。

やがて、子どもが犬と自然に関わり、共に過ごす姿は、かけがえのない時間になるはずです。焦らず、安全を最優先にしながら、それぞれにとって心地よい距離感を大切にしていきましょう。

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