views
いぬ健康

犬も猫も、日向ぼっこが必要ってホント?日光浴がもたらす効果とは

和田 千智
和田 千智 シェリー編集部

ポカポカとした日差しの中で、気持ちよさそうに眠る犬や猫の姿を見たことはありませんか?日向ぼっこは単なる気持ちよさだけでなく、実は健康維持に欠かせない習慣です。

しかし、室内で過ごすことの多い現代の犬や猫は、気づかないうちに日光浴が不足してしまうこともあります。

この記事では、日光浴がもたらす効果や正しいやり方、気をつけたいポイントまでをわかりやすく解説します。

日光浴が犬や猫にもたらす効果

犬,猫,日光浴,効果,注意点,健康
犬や猫が日向ぼっこを好むのは、単に暖かくて気持ちいいからだけではありません。日光浴には、心身の健康を支えるさまざまな効果があります。ここでは代表的なものを見ていきましょう。

セロトニンの分泌

日光を浴びると、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの分泌が活性化されます。セロトニンは精神のバランスを整え、気持ちを安定させる働きをします。

セロトニンは不足すると不安や攻撃性が高まることもあると言われており、心の健康を保つために欠かせないホルモンです。

特に室内で過ごすことの多い犬や猫は日の光を浴びる機会が少ないため、意識的に日光浴の機会を作ってあげることが大切です。

体内時計のリセット

日光には体内時計をリセットする働きもあります。光の刺激を受けることで概日リズムが整い、睡眠や食欲のリズムが安定しやすくなります。規則正しい生活リズムは、心身の健康の土台になります。

皮膚病予防

日光浴には、皮膚病を予防する効果も期待できます。日光の温熱効果によって被毛の蒸れを防ぐことができるためです。特に梅雨や夏場は皮膚トラブルが起きやすい季節なので、日光浴で被毛を清潔に保つことが予防につながります。

犬や猫の日光浴の方法

犬,猫,日光浴,効果,注意点,健康
日光浴は日常の中に少し工夫を加えるだけで取り入れることができます。いくつかのポイントを押さえながら、無理なく習慣にしていきましょう。

日光浴の時間帯

日光浴は、午前中の穏やかな日差しの時間帯がおすすめです。特に夏場は気温が上がる前の早朝が理想的です。正午前後は紫外線量・気温ともに高くなるため、避けるようにしましょう。

「日向」と「日陰」をセットで作る

犬や猫が過ごす場所には、日の当たる暖かい場所と日陰の両方を用意してあげましょう。体が温まりすぎたとき、自分で涼しい場所へ移動できるようにしてあげることが大切です。

季節や時間帯によって日の当たり方は変わるため、日陰がきちんと確保できているか、ときどき確認するようにしましょう。

窓を開けて「直射日光」を取り入れる

近年の住宅用窓ガラスはUVカット機能が高性能で、紫外線を90%以上カットするものもあります。せっかくの日光浴も、ガラス越しでは十分な効果が得られない場合があります。

可能であれば、安全に配慮しながら網戸越しに日光を浴びる時間を作ってあげましょう。

散歩で日光浴を取り入れる(犬)

散歩は、犬にとって最も手軽に日光浴を取り入れられる機会です。室内での日光浴と異なり、全身に直接日光を浴びることができるため、より効果的です。

時間帯は午前中の穏やかな日差しの時間がおすすめです。特に夏場は気温が上がる前の早朝に済ませるようにしましょう。

犬や猫の日光浴の注意点

犬,猫,日光浴,効果,注意点,健康
日光浴は犬や猫の健康に良い効果をもたらしてくれますが、やり方を間違えると体に負担をかけてしまうこともあります。効果を最大限に活かすために、いくつかの注意点を押さえておきましょう。

熱中症は室内でも起こる

日当たりの良い窓際は、想像以上に温度が上がることがあります。

夏場はエアコンを適切に使い、日陰に移動できる環境を整え、常に新鮮な飲み水を近くに用意しておきましょう。口を開けてハァハァと息をする(パンティング)様子が見られたら、すぐに涼しい場所へ移動させてあげてください。

特にシニアの犬や猫は、認知機能の低下などから気温の変化に気づきにくいことがあります。飼い主さんがこまめに様子を確認してあげることが大切です。

日焼けと皮膚炎に注意

毛に覆われている犬や猫ですが、意外にも日焼けすることがあります。特に、短毛種や毛が薄い子、メラニン色素が少ない白毛の子などは注意が必要です。

また、耳の縁や鼻先などは毛が少なく皮膚が薄いため、被毛の厚さに関わらず紫外線の影響を受けやすい部位です。過剰な紫外線は日光性皮膚炎や扁平上皮癌の原因になることがあるため、長時間の直射日光は避けるようにしましょう

窓からの落下・脱走に注意

窓を開けて日光浴させる場合は、落下や脱走に注意が必要です。猫は網戸を自分で開けてしまうことがあり、犬も興味のあるものを見つけると飛び出してしまうことがあります。

市販の網戸ストッパーや柵を活用し、網戸が外れないかもこまめにチェックしましょう。

日光浴を習慣にして、愛犬や愛猫の健康を守ろう

犬,猫,日光浴,効果,注意点,健康
日光浴は犬や猫の精神的な安定や生活リズム、皮膚の健康など、さまざまな面から健康を支えてくれるものです。特別な準備は必要なく、日当たりの良い場所を作ってあげるだけで始められます。

ただし、熱中症や日焼けのリスクもあるため、環境を整えながら無理のない範囲で取り入れることが大切です。愛犬や愛猫の様子を見ながら、日光浴を毎日の習慣にしてみてください。

関連リンク

朝晩の冷えに備えて犬の寒さ対策を。室内犬のための寒さ対策6選
https://cheriee.jp/articles/12148/
老犬ホームってどんなところ?メリットとデメリットからオススメの施設までを一気にご紹介!
https://cheriee.jp/articles/17307/
老犬のお散歩、どんなに短時間でも行くべき理由とは。
https://cheriee.jp/articles/3395/
【体験談】犬の椎間板ヘルニア。手術をやめて鍼灸治療に切り替えた話
https://cheriee.jp/articles/27785/
寒い日も犬のお散歩は必要?お散歩時の寒さ対策5つをご紹介
https://cheriee.jp/articles/10589//
  • ビタミン
  • ペット
  • 予防
  • 健康
  • 元気
  • 効果
  • 太陽
  • 室内犬
  • 日光
  • 日光浴
  • 日向ぼっこ
  • 病気
  • 皮膚病
  • 長生き

いぬに関する記事

ご意見をお聞かせください

最後まで読んでくれてありがとうございます!記事の内容はいかがでしたか?
私たちシェリー編集部では、お客さまに心地よい体験をしてもらうために日々様々な改善を行なっています。
もしよろしければ下記のフォームから、ご意見をお聞かせいただけませんでしょうか?

コメントを入力する
※個人情報の入力は不要です。 ※編集部からの返信が必要な場合は専用ページからお問い合わせください。