モルモットの敷材おすすめは?足に優しい素材と選び方のポイント
モルモットを飼う際に悩むのが、ケージに敷く敷材選びではないでしょうか。ペットシーツや洗えるペットシーツ、木材チップなど選択肢も多くて迷ってしまいますよね。
モルモットの足のためにも、清潔を保つためにも敷材選びは大切です。
自分のモルモットに合った敷材選びは、性格や年齢などのほか、飼い主さんのライフスタイルも考慮することがポイント。
この記事では、モルモットの敷材選びが大切な理由や選ぶコツ、敷材それぞれの特徴を筆者の経験を交えながら紹介します。
モルモットの敷材選びが大切な理由

モルモットを飼う際に敷材選びが大切なのは、モルモットの足を病気やケガから守る必要があるからです。また、尿量が比較的多く、トイレの場所を決めないモルモットだからこそ、清潔を保てる敷材選びがポイントになります。
足の裏が病気になるのを防ぐ
モルモットの足は、「ソアホック」とも呼ばれる「足底皮膚炎(そくていひふえん)」になりやすいという特徴があります。多くは後ろ足に起こりますが、前足にもできるケースもあるようです。
足底皮膚炎はモルモットの足の裏にできる炎症で、症状は「肉球が赤く腫れる」「皮膚が硬くなる」などです。悪化すると潰瘍ができたり、出血したりするようになります。
さらに病気が進行すると、関節や骨にも炎症が及び、モルモットは弱ってしまいます。
足底皮膚炎の主な原因は次のとおりです。
- 固い床板でずっと過ごす
- 運動量が足りない
- 肥満による足への負担
- 尿やフンによる足の汚れからくる炎症
- 高齢による関節炎
- 爪の伸び過ぎ
固い床で過ごすと足に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。さらにケージが狭いと動き回れないため、じっとしている時間が増え、足の同じ部分に負担がかかり続けてしまいます。
特に高齢になって関節炎を発症したモルモットは、痛みのために動く時間が減り、その結果さらに足の炎症が悪化するという悪循環に陥ることもあるでしょう。
だからこそ、足に優しい敷材選びが必要なのです。不潔な環境もモルモットの足を傷める原因になります。
モルモットの敷材の選び方

モルモットの敷材を選ぶ際は、足への負担を減らせるかどうか、そして日々の掃除を無理なく続けられるかどうかが大きなポイントになります。ここでは、敷材選びで特に意識したい点を見ていきましょう。
スノコや金網でのケガを防ぐ
一般的に販売されているケージにはモルモット専用のものは少なく、ウサギ用などを購入するケースがほとんどです。ケージにはスノコがついていて、尿やフンが下のトレーに落下するようになっています。
一見便利に見えますが、スノコのすき間にモルモットの足が入り込んだり、引っかかったりしてケガをするリスクがあります。園芸用のプラスチック製スノコを敷く方法もありますが、爪が引っかかったり、かじったりする恐れがあるためおすすめできません。
掃除のしやすさもポイント
モルモットはトイレを決めず、ケージのあちこちで排泄する動物です。しかも尿量が多いため、吸収力が高い敷材が向いています。
モルモットは床がおしっこで濡れていてもあまり気にしませんが、こまめな掃除は欠かせません。足底皮膚炎は不潔な環境で生じるケースもあるため、清潔を保てるようにする必要があります。
そうなると、掃除のしやすさもポイントになるでしょう。
モルモットの敷材の種類

モルモットの敷材を紹介します。それぞれの特徴やメリット・デメリットをチェックして、モルモットのタイプや飼い主さんのライフスタイルに合わせて選んでみてください。
ペットシーツ
ケージに敷いておくだけで、尿を吸収してくれます。脱臭効果があるタイプなら、ニオイ対策もできます。白いペットシーツを使えば、汚れが一目でわかる点もメリットです。
ただし、ペットシーツをかじるモルモットの場合は、中身を誤飲するリスクがあるため適していません。筆者のモルモットもかじるタイプだったため、使えませんでした。
ケージの下のトレーに敷くとモルモットがかじる心配もなく、尿を吸収してくれるので便利です。
ちぎった新聞紙
古新聞をちぎって、ケージに敷き詰める方法もあります。手軽ですがクッション性が低く、モルモットの敷材としてはおすすめできません。
ペットシーツのように水分を吸収することに特化していない点もデメリットです。メリットは、古新聞の処理ができるくらいでしょうか。
新聞のインクの色で、モルモットの体も汚れてしまいます。紙をかじる癖があるモルモットにも適していません。
洗えるペットシーツ
布でできた洗えるペットシーツを敷く方法もあります。厚みもそこそこあり、モルモットの足には優しいといえます。吸収力もあり、洗って繰り返し使える点もメリットです。
海外の飼い主さんが発信しているモルモット動画では、SNS映えを意識してか、カラフルなペットシーツを敷いていました。
洗えるペットシーツは、ストックを用意してこまめに洗う必要がある点がデメリットだといえます。また、ほつれなどが生じた場合は、誤飲の恐れがあるのでチェックが必要です。
通販サイトには、「濃い色のマットは尿の色がわかりにくい」というレビューも見られました。
木材チップ
木材のチップもマットとして使えます。特に広葉樹チップはふわふわしていて、足に優しい素材です。筆者のモルモットにはいろいろ試した結果、主に木材チップを使用していました。
掃除をすると、はしゃいでチップのなかに潜り込むこともあるほどで、モルモットも気に入っていたようです。消臭効果がある商品も多く、人間側も木の香りが心地よかったのもメリットでした。
飼い主さんに木材アレルギーなどがある場合は、「低アレルギー」と表記された商品を選ぶといいでしょう。
尿で汚れた箇所だけを取り除いて新しいチップを補充し、週末にはすべて取り替えるようにしていました。掃除のたびにチップが飛び散るため、やや手間はかかります。
紙タイプのチップ
木材にアレルギーがある場合は、紙のチップを利用する方法もあります。軽くてふわふわしているため、モルモットの足にも優しい素材です。ほこりも出にくく、尿の吸収性にも優れています。消臭タイプならニオイも気になりにくいでしょう。
製品によっては細かい粉が出てくるものもあるようなので、注意が必要です。漂白していないタイプがおすすめですが、尿の色などがややわかりにくい点がデメリットです。
筆者のモルモットにも紙タイプを使った時期がありました。ただ、やはりときどき食べてしまうことがあったため、使用をやめました。
三番刈り牧草
床材用に、三番刈りなどやわらかい牧草を敷くのもおすすめです。牧草なので、かじっても安心ですし、三番刈りならふかふかの状態を保てます。どんな敷材もかじってしまうモルモットにはおすすめの方法です。
ただし、尿がかかった牧草もモルモットは平気で食べてしまうため、とにかくまめに掃除をする必要があります。
筆者の場合は、木材チップと牧草を敷いていました。なんとなくですが、モルモットが喜んでいるように感じたためです。尿がかかった牧草は色が変わるので、意外にわかりやすく、すぐ取り除けました。
敷材の使い方のポイント

いろいろな敷材を試してみると、モルモットに合っているか、また飼い主さんのライフスタイルや性格に合っているかがわかります。複数を組み合わせるのもおすすめです。
いろいろな敷材を試そう
いろいろな敷材を試すと、モルモットや飼い主さんに合った商品に出会えます。「この三番刈り牧草を敷くとモルモットが喜ぶ」「よくリラックスしてくれるマットがある」などに気づけるのです。
さらに飼い主さんに合っているかもわかります。例えば同じ広葉樹マットでも、メーカーによって「消臭効果が高い」「吸収力に優れている」など、特徴が微妙に異なります。
商品の形態もチェックポイントです。広葉樹マットを圧縮して販売している商品もあります。コンパクトで保存には便利でしたが、開封のたびに毎回チップが散らばってしまい、それがだんだんストレスになり、結局圧縮していないタイプに変更しました。
組み合わせて使うのもおすすめ
敷材はひとつに決めずに、組み合わせて使う方法もあります。例えば、「スノコの上に洗えるペットシーツを敷き、その上にチップを重ねる」といった方法です。
高齢のモルモットには、より足に優しい環境になるでしょう。ケージには木材チップを敷き、下のトレーにペットシーツを敷いておく方法も掃除が楽です。
おしっこの吸収具合やモルモットの様子を見ながら、いろいろ試してみてください。
どの敷材でも清潔を保つことが大切
いずれの敷材であっても、こまめに掃除をして清潔を保つことが大切です。特に夏場は、消臭効果があるとされる敷材を使っても、臭くなるのが早いと感じました。
1日放置しただけでもコバエが発生します。清潔を保つことは、モルモットのためにも飼い主さんのためにも欠かせません。
モルモットの敷材の選び方まとめ

モルモットの敷材の必要性やさまざまな敷材の特徴を紹介しました。モルモットの足のためにも敷材選びは大切です。
モルモットの敷材にはペットシーツや洗えるペットシーツ、木材チップ、牧草、紙製チップなどのほか、ちぎった新聞紙を敷くという方法もあります。
新聞紙は足への負担が大きい上、消臭効果も乏しいためおすすめできません。ペットシーツは掃除も楽で便利ですが、かじる癖がある子は誤飲のリスクがあるので要注意です。洗えるペットシーツは、繰り返し使えて経済的です。
木材チップや牧草、紙製チップは床がふかふかになり、モルモットは快適ですが、掃除に手間がかかるでしょう。
それぞれのメリット・デメリットを考えながら、モルモットに合った敷材を選ぶことが大切です。いずれの敷材でもこまめな掃除は欠かせません。
清潔を保ってモルモットの足を守ってあげてくださいね。
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