犬を留守番させるときの熱中症対策は?注意点とおすすめグッズ4選
愛犬に留守番させるとき、どのような暑さ対策をしていますか。犬は人間より暑さに弱く、暑さを感じていても自分で訴えることができません。
だからこそ、飼い主である私たちがしっかり配慮してあげることが大切です。そこで今回は、愛犬が留守番をするときに気をつけたい暑さ対策についてまとめました。
犬は暑さに弱い?熱中症になりやすい理由

犬は人間よりも暑さや湿気に弱い動物です。人間は汗をかくことで体温調節ができますが、犬は全身が被毛に覆われているため、舌を出して呼吸する(パンティング)ほか、お腹など毛の薄い部分を冷たい床や地面につけて熱を逃します。
しかし、これらの方法は人間の発汗ほど効率的ではありません。そのため、室温や湿度が高い環境では体温が上がりやすく、熱中症のリスクが高くなります。
犬は気温が25℃を超え湿度が高い状態になると、熱中症のリスクが高まるとされています。
25℃というと、人間にとっては半袖で過ごしやすい程度の気温です。つまり、人にとってはそれほど暑く感じない気温でも、犬にとっては熱中症の危険があるということです。
暑さに特に弱い犬たち

犬種や体質によって、暑さへの耐性は大きく変わります。以下の犬は、特に熱中症に注意が必要です。
- 短頭種(シーズー、ペキニーズ、パグ、ブルドッグ、ボストン・テリアなど)
- 寒い地域原産の犬種(シベリアン・ハスキー、サモエド、アラスカン・マラミュートなど)
- 太り気味の犬
- 子犬や高齢犬など
- 心臓や呼吸器が弱い犬
特に短頭種は呼吸で体温を下げるのが苦手なため、夏の留守番ではエアコンがほぼ必須と考えておくと安心です。
犬の留守番にエアコンは必要?

結論から言うと、夏の留守番ではエアコンなどの暑さ対策が必要なケースがほとんどです。
また、近年は春頃から気温が高くなる日も増えています。夏本番でなくても、早めに熱中症対策を心がけましょう。
エアコンの温度は何度がいい?
犬の留守番時のエアコン設定温度は、25〜26℃前後を目安にするとよいと言われています。ただし、これはあくまで目安です。
犬にとって快適な温度は、次のような条件によっても変わります。
- 犬種
- 被毛の量
- 部屋の広さ
- 湿度
- 年齢
犬が暑がっていないか(ハァハァと呼吸が荒くなっていないかなど)を確認しながら、愛犬の適温を見つけてあげましょう。
また犬は湿度の高さにも弱いため、「冷房」や「ドライ(除湿)」を状況に応じて使い分けるのもおすすめです。
電気代が心配…エアコン代を抑える工夫
「留守番中ずっとエアコンをつけると電気代が心配…」という方も多いかもしれません。そんなときは、サーキュレーターを併用するのがおすすめです。
サーキュレーターは部屋の空気を循環させるための家電です。エアコンと併用すると「冷たい空気が部屋全体に広がる」、「設定温度を下げすぎなくても涼しくなる」といったメリットがあります。
またサーキュレーターの電気代は非常に安く、1時間あたり0.5円〜1.2円程度と言われています。
部屋に設置する際は、犬に直接風が当たらないよう、上向きに風を送るように設置するのがおすすめです。
犬の暑さ対策グッズ4選

近年、犬用の暑さ対策グッズも数多く販売されています。留守番時には、エアコンと併用するとさらに安心です。
犬によって好みの素材や硬さは異なります。用意しても使ってくれないこともあるため、愛犬の様子を見ながら合うものを選びましょう。
暑さ対策グッズ①冷感ベッド
- 柔らかくて寝心地がよい
- 触れるとひんやりする
- ベッドとしての安心感がある
ただし、冷却力はアルミや大理石より弱く、噛み癖がある犬だと破れる可能性があります。
暑さ対策グッズ②冷感マット
- コンパクトで設置しやすい
- 比較的安価
- ひんやり感がほどよい
デメリットとしては、噛んでしまう犬の場合、中のジェルが出てしまうことがあります。
暑さ対策グッズ③アルミプレート
- 触れるとすぐひんやりする
- 噛まれても壊れにくい
- 軽くて扱いやすい
クッション性がないため、柔らかい寝床を好む犬には向かない場合もあります。
暑さ対策グッズ④大理石ボード
- 冷たさが長く続く
- 噛まれても壊れにくい
- 高級感があり安定感がある
ただし、少し値段が高めで、犬によっては慣れるまで乗らないこともあります。
愛犬を留守番させるときのチェックポイント

犬を留守番させるときのチェックポイントをまとめました。
- エアコンはつけておく
→ 設定温度は愛犬の適温に合わせ、冷房や除湿を使って温度と湿度を調整しましょう。 - 水を2か所以上に置く
→ 万が一こぼしてしまった場合や、水がなくなってしまった場合でも水が飲めるように、複数の場所に用意しておくと安心です。 - 直射日光が当たらないようにする
→ カーテンを閉める、日陰の場所にベッドを置くなどして、部屋が暑くなりすぎないようにしましょう。 - 暑さ対策グッズを用意する
→ 冷感マットやアルミプレートなどを置いて、犬が自分で涼しい場所を選べるようにしておくと安心です。
特に夏場は、外出中に日差しが強くなると数時間で室温が大きく上がることもあります。外出前に室温や日当たりを確認し、愛犬が安全に過ごせる環境を整えてから出かけるようにしましょう。
熱中症対策をして愛犬の健康を守ろう

愛犬を留守番させるときは、室温や湿度の管理をはじめ、熱中症を防ぐための環境づくりがとても大切です。エアコンを適切に使い、水を複数の場所に用意する、直射日光を避けるなどの対策を行いましょう。
また、冷感マットやアルミプレートなどの暑さ対策グッズを活用するのもおすすめです。犬は人より暑さに弱いため、外出前には室内の環境を確認し、愛犬が安全に過ごせるよう準備してあげましょう。
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