ウサギの飼い方とは?グッズやフード選び、飼育のポイントを解説
ウサギを飼いたいと思っていても、どのようなグッズやフード選びがよいのか迷っている人もいるでしょう。
ウサギは外見のかわいらしさや人懐っこさはもちろん、大きな声で鳴かないといった点からもペットとして人気があります。
ウサギが快適に暮らすためにも、揃えておきたいグッズやフード、飼育のポイントを知っておくことが大切です。この記事では、ウサギを飼う際に必要なグッズや与えたいフード、飼育のポイントを解説します。
ウサギってどんな動物?基本情報

ウサギは動物分類上では「ウサギ目(重歯目)」に分類されます。歯が伸び続けるという共通点や、見た目がどことなくネズミの仲間に見えることなどから、かつては「げっ歯目」に含まれていました。しかし、ウサギはげっ歯類の仲間ではないのです。
歯に特徴がある
歯が生え続けるのは、げっ歯目もウサギ目も同じです。ウサギの場合は切歯と臼歯が伸びていきます。ウサギ目の動物は、上あごの切歯の裏側にさらに小さな切歯がある点も大きな特徴です。
歯が伸びすぎると、不正咬合の原因になってしまいます。伸び続ける歯を適切に削るためにも、かじるおもちゃや牧草を与えることも大切です。
実は夜行性
ウサギは昼間活動しているように見えますが、基本的には夜行性の動物です。薄明薄暮の動物とする説もあります。飼い主さんのライフスタイルに合わせてくれるウサギが多く、昼に活動して夜はちゃんと眠る子もいます。
ウサギは種類が豊富
ウサギの種類は150種以上あります。ペットのウサギは、ヨーロッパアナウサギ(ウサギ科・アナウサギ属)を改良したものです。
ペットとして代表的なウサギには、小型のネザーランドドワーフや中型のダッチ(パンダウサギ)、耳が垂れたホーランドロップ、アメリカンファジーロップなどがいます。
人懐っこく穏やかな子が多い
一般的に、ウサギの性格は人懐っこくて穏やかです。好奇心旺盛な子も多く、ペットとして飼育しやすい動物だといえます。ただし、品種によってはわがままだったり、なかなか人に馴れなかったりすることもある点は注意が必要です。
警戒心が強くストレスを感じやすい
ウサギは野生下では被捕食動物であるため、警戒心が強めです。環境の大きな変化などのストレスにも弱いといえるでしょう。
しかし、よくいわれるように「ウサギは寂しさで死ぬ」ということはありません。ただし、一緒に遊ぶなどコミュニケーションを取ることは必要です。
ペットとして飼う場合は、ウサギを驚かせないようにする、ストレス解消できるグッズを置くなど、環境を整えることがポイントになります。
寿命は7~10年
ウサギの寿命は一般的に7~10年です。ただし最近は、獣医療の発達やフードの進化、環境改善などで10歳以上生きるウサギもいます。
いずれにしても、ウサギを飼う場合は健康状態に気を配り、最期までしっかり面倒を見ることが大切です。
食糞をする
ウサギは自分のフンを食べる動物です。フンを食べるという行動は、見慣れないと驚くかもしれませんが、ウサギにとっては栄養を補うための大切な食事なのです。
ウサギは草食動物で、植物だけを食べて生きています。植物は消化しにくいため、一度の消化では十分な栄養を吸収できません。そこで、腸内で食物繊維を発酵させ、たんぱく質やビタミン類を含む特別なフンである「盲腸便」を作ります。
一般的なフンは固めですが、盲腸便はやわらかいのが特徴です。ウサギは盲腸便が出るタイミングで、お尻に口を近づけて直接食べています。そのため飼い主さんが盲腸便を見かけることはほとんどないでしょう。
ウサギ飼育に必要なグッズ

ウサギを飼う際は、まず必要なグッズを揃えておきましょう。室内飼育を前提にグッズを紹介します。屋外飼育では「気温や天候によるストレスを受ける」「他の動物に襲われる」といったリスクなどがあるため、室内飼育をおすすめします。
ウサギの飼育に必要なグッズは、次のようなものがあります。
- ケージ(サークル)
- 床材
- ケージに入れる小屋
- かじり木
- 食器
- 水入れ
- 牧草フィーダー
- クレート(キャリーバッグ)
- 牧草
- ウサギ用ペレット
ケージ
ウサギが体を十分伸ばして過ごせるケージが適切です。中に身を隠せる小屋やトイレなどを入れることも考慮して、サイズを選びましょう。
お部屋にサークルを設置して、ケージの入り口とつなげて出入り自由にする方法もあります。サークル内ではウサギが自由に活動し、ケージでは食事や睡眠をとるというスタイルです。
サークル内で動き回れるので、運動量が増えるメリットがあります。サークル内には、ウサギが口にすると危険なものを置かないようにしましょう。
サークル内には床が汚れてもいいように、洗えるペット用マットを敷いておくと清潔を保てます。ウサギの足にもやさしく、安心です。
床材
床材はケージの中に敷き詰めるものです。ケージの床そのままよりも、敷材を敷いてあげるとウサギも快適です。牧草を敷き詰めてもかまいません。
いずれにしても、こまめなお掃除が必要です。ペット用シーツはかじって飲み込むおそれがあるので、あまりおすすめできません。
ケージに入れる小屋
ケージの中には小屋を入れてあげましょう。ウサギは穴を掘って生活する動物なので、身を隠す場所があると安心します。
木製やチモシーを編んだタイプなど、ウサギがかじってもいいような素材の小屋がおすすめです。
トイレ
ウサギは決まった場所に排泄します。トイレをケージに設置しておきましょう。角に設置できる三角タイプは場所を取らないので、スペースを広く使えます。
合わせて、トイレ用のチップを入れておくとお掃除も楽です。
かじり木
ウサギの歯は伸び続けるので、かじり木をかじらせて歯の長さを調整します。ストレス解消にもなるので、常に与えておきましょう。
かじってほしくないものから注意を逸らす役目にもなるので、ストックを用意しておくといいですね。
食器
ペレットを食べるための食器を用意します。販売されている食器の素材は、陶器、金属製、プラスチックがあります。
ウサギはかじる癖がある点と、容器が気に入らないとひっくり返すことがある点から、重みのある陶器がおすすめです。ひんぱんにひっくり返すウサギの場合は、ケージに固定するタイプにします。
食器はこまめに洗い、清潔に保つことが大切です。
水入れ
ウサギは意外と水をたくさん飲む動物です。水入れはボトルタイプやお皿タイプがありますが、ケージに取り付けるボトルタイプならこぼす心配がありません。ただし、飲み口にボールがついているタイプは、固まることがあるので注意が必要です。
ウサギは本来うつむいて水を飲むので、ボトルタイプでお皿付きの方が飲みやすいでしょう。
牧草フィーダー
ウサギの食事のメインは牧草です。いつでも新鮮な牧草が食べられるように、牧草フィーダーを取り付けておきます。フィーダーもウサギはかじることがあるので、木製タイプが安心です。
クレート(キャリーバッグ)
ウサギを動物病院に連れて行く時などに必要です。災害時など、避難する際にも活躍するので、必ず用意しておきましょう。
牧草
ウサギのメインの食事は牧草です。ウサギにとって大切な食物繊維がとれるので、いつでも好きなだけ食べられるようにしておきます。
歯をこすり合わせて牧草を食べるため、歯の伸びすぎも抑制できます。マメ科とイネ科の牧草が販売されているので、成長期に合わせて与えてください。
マメ科はたんぱく質などが豊富なので、成長期の子ウサギに与えます。
イネ科の牧草は3期にわたって刈ります。一番刈りが栄養豊富で、固さもありウサギにおすすめです。同じ牧草でも好みがあるので、いろいろな牧草を与えてみてください。
ウサギ用ペレット
牧草だけでは摂りきれない栄養を補うために、ウサギ用のペレットを与えます。必ずウサギ用のフードを与えてください。嗜好性が高いので、食べ過ぎに注意しましょう。
幼体用、成体用、高齢用などライフステージ別に販売されています。ウサギの年齢にあったペレットを選んでください。
幼体用
成体用
高齢用(シニア)
オールステージタイプ
ウサギを飼う際のポイント

ウサギを飼う際は、注意点やポイントがあります。飼い主さんとウサギが楽しく元気に暮らすためにも、チェックしておいてください。
事前に必ず動物病院を探しておく
診察可能な動物病院を事前に見つけておくことが大切です。ウサギはエキゾチックアニマルであり、診察動物に含めない動物病院もあります。見つからない場合は、お住まいの県の獣医師会に相談するのもおすすめです。
ウサギが家に来たら、まずは健康チェックをしてもらいます。また、定期的に健康診断を受けると、病気などの早期発見にもつながります。伸び続ける歯のチェックもお願いしましょう。
トイレのしつけをしよう
ウサギはきれい好きで、毎回ほぼ同じ場所に排泄します。ケージの隅などにトイレを設置すると、使うようになるでしょう。
ウサギをお迎えして1週間ほどたって環境に馴れたら、しつけをスタートします。「トイレでできたら褒める」「トイレ以外で排泄しても怒らない」が基本です。
尿のニオイがついたトイレ砂やティッシュ、フンなどをトイレに入れておくと「ここがトイレだ」と認識してくれる可能性があります。
おしっこを飛ばす場合があるので、カバーなどをつけておくと安心です。かじり癖がなければ、汚れたらすぐに捨てられる段ボールなどでもかまいません。
ケージやトイレの掃除はこまめに
ウサギも飼い主さんも快適に過ごすためには、ケージのこまめなお掃除が必要です。食器、水入れは毎日洗い、トイレもこまめにチェックします。
特にトイレは要注意です。汚れたり匂ったりすると、トイレをひっくり返したり、がたがた鳴らしたりなど、不満を訴えます。
週に一度はケージごと大掃除して、清潔を保ってください。
爪切りやブラッシングなどお手入れを
ウサギは爪が伸びてくるので、定期的に切ってあげる必要があります。犬猫用のギロチンタイプの爪切りが切りやすいでしょう。ウサギが暴れてしまうなど、うまくいかない場合は無理をせず、動物病院で相談してください。
ブラッシングも欠かせません。特に長毛種のウサギはブラッシングが重要です。体を触ると皮膚の異常などにも気づきやすいので、できるだけ毎日行いましょう。
とはいえ、いきなり抱っこして押さえつけるとびっくりするので、やさしく声をかけながら少しずつ慣れさせることがポイントです。
定期的な運動を
ケージに入れっぱなしでは運動量が不足しています。お部屋で遊ぶ「部屋んぽ」で運動させましょう。
電気コードや観葉植物など、かじると危険なものは事前に取り除いておきます。部屋の壁や家具など、思いがけないものをかじることもあるので、注意してください。
かじってもいいおもちゃなどを与えて、かじりたい気持ちを満足させるといいですね。
また、人間がウサギを踏まないように気を付けましょう。ウサギが懐くと足元をちょこちょこついて回ることがあるので、懐いていればいるほど注意が必要です。
思いがけない事故を防ぐためにも、先ほど解説したようにサークルでウサギの遊び場を作っておくと安心です。
外をお散歩させたい飼い主さんもいるかもしれませんが、無理に連れ出す必要はありません。
ウサギの飼い方まとめ

ウサギの基本的な飼い方を解説しました。垂れ耳や白黒のパンダのような柄など、ウサギの種類もさまざまです。
どのウサギもかわいく人懐っこく好奇心旺盛で、ペットとしても人気があります。一方で、警戒心が強く臆病といった性質もあるので、やさしく接してあげることが大切です。
まずは飼育に必要なグッズを揃えて、ウサギを診てくれる動物病院を探しておきましょう。
草食動物なので、メインの牧草とウサギ専用のペレットを用意します。歯が伸び続けるので、かじるグッズも常に与えておきます。爪切りやブラッシングなどのお手入れも欠かせません。運動不足を防ぐためにも、楽しく部屋んぽも行いましょう。
適切に飼育して、ウサギと楽しく暮らしてくださいね。
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