デグーのエサやおやつは何を与えればいいの?選び方や与え方を解説
デグーのエサやおやつ選びはどうすればいいのか、飼い主さんはもちろん、これから飼いたい人も迷うことがあるでしょう。食べてはいけないものの確認も大切です。食事はデグーの健康維持に深く関わるので、しっかり把握しておきたいですよね。
そこでこの記事では、デグーに与えるエサやおやつについて解説します。デグーが元気に過ごすためにも参考にしてください。
野生のデグーの食性とは

デグーは草食動物で、野生では南米チリの乾燥した地域に生息します。イネ科植物をはじめ、さまざまな植物の葉や茎、種子、低木の葉、樹皮などを食べています。
暮らしている環境は過酷であり、食べている植物は栄養的にも乏しいため、起きている時間の多くをエサ探しに費やしています。
デグーは基本的には薄明薄暮(夜明けと夕方)に活動する動物です。しかし寒い冬などは、日が照って暖かい日中に活動してエサを探すこともあります。
デグーの主食は「牧草」

草食動物であるデグーには主食として牧草を与えます。市販の乾燥した牧草で大丈夫です。
牧草は大きく分けるとイネ科とマメ科の2種類があります。さらに牧草をキューブのように固めたタイプも販売されています。
マメ科(アルファルファなど)
マメ科は粗タンパク質やビタミンA、カリウム、カルシウムなど栄養が豊富です。そのため成長期や妊娠、授乳期に適しています。栄養過多になるので、健康な大人のデグーには基本的に与える必要がありません。
イネ科(チモシーなど)
繊維質の摂取が重要なデグーにメインで与えたいのがイネ科の牧草です。イネ科は「チモシー」「オーチャードグラス」「イタリアングラス」などといった名前で販売されています。さらに収穫期によっても食感や味が異なるので、状況や好みに合わせて与えます。
イネ科の牧草は収穫時期が3期あり、それぞれ栄養価や形状、噛み応えが異なります。デグーによって好みがあるので、いろいろなタイプを与えてみましょう。
一番刈り
その年の最も早い時期に収穫される牧草です。北海道だと、6月中旬に一番刈りとなります。食感は固めです。繊維質はもちろん、タンパク質やミネラルなども豊富です。
二番刈り
文字通り、一番刈りの後に成長した牧草です。栄養価や繊維質は一番刈りにやや劣りますが、やわらかめなので好んで食べるデグーもいます。
三番刈り
二番刈り後に成長する牧草で、収穫期は主に秋です。色も茶色っぽくなっており、栄養素は二番刈りよりさらに劣ります。そのため主食には不向きとされています。
やわらかいので敷材にしてもいいでしょう。三番刈りを好むデグーには、一番刈りも一緒に混ぜて与えるようにします。
キューブタイプ
キューブタイプは、齧る楽しみもあり、おもちゃなどのように与えるのもおすすめです。牧草に飽きてきたデグーの気分転換にもいいでしょう。
牧草の与え方
牧草はいつでも好きなだけ食べられるように、牧草フィーダーなどに入れておきます。フィーダーはデグーが齧ることがあるので、木製がおすすめです。
牧草は敷材にしておいても大丈夫です。ただし、排泄物などがついていることがあるのでこまめに掃除し、毎日取り換えることをおすすめします。
牧草の保存の注意点
牧草は乾燥タイプで保存はきくものの、湿気のある場所などに置いておくとカビが生えるなど劣化の恐れがあります。早めに使いきることも大切です。
栄養バランスを整える「ペレット」

デグー用として販売されているペレットを与えましょう。牧草だけでは不足しやすい栄養を補い、食事のバランスを整える目的で与えます。
デグーの栄養については不明な点も多かったため、かつてはモルモット用のフードで代用されることもありました。最近は少しずつ研究も進みつつあり、デグー専用のペレットが販売されています。インターネットなどで購入できます。
ペレットの保存の注意点
ペレットは開封後に酸化しやすくなるので、保存場所には注意が必要です。高温多湿の場所や直射日光を避けて保存しましょう。パッケージにチャックがついているタイプがおすすめです。
デグーの副食・おやつの「野菜」

デグーの副食として野菜を与えるのもおすすめです。ビタミンやミネラルが豊富な野菜は美味しいため、デグーも楽しみが増えるでしょう。
デグーに与えていい野菜は次の通りです。
- 小松菜
- 大根の葉
- チンゲン菜
- 水菜
- キャベツ(※お腹が膨れて「鼓腸症」を招く恐れがあるので食べ過ぎは注意)
- ニンジン(※糖質が多いので食べ過ぎに注意)
ちなみに、レタスは水分が多いため、おすすめできません。
生の野菜以外にも市販の乾燥野菜を与えるのもいいでしょう。水分がないので保存性も高く、手元にいい野菜がないときにも便利です。芸を教える際のごほうびなどにも使えます。
デグーに与えてはいけない食べ物

デグーに与えると体調不良を招き、場合によっては命に関わる食べ物もあります。次の野菜は体調不良や中毒症状を引き起こす恐れがあるため、絶対に与えないでください。
- ネギ類(タマネギ、長ネギ、ニラ、ニンニクなど)
- ジャガイモの芽、緑になっている皮
- アボカド
- りんごやサクランボなどバラ科の果実の種
人間が食べる加工品も与えてはいけません。クッキーやチョコレート、おせんべい、ケーキなどは糖分も塩分も多すぎます。ジュース、コーヒー、紅茶、お酒類もNGです。安全な野菜でも、ドレッシングがかかっている場合は与えないようにしましょう。
赤ちゃんデグーにミルクを与える必要がある場合は、牛乳ではなくペット用ミルクにします。詳しくは動物病院で相談してください。
デグーのエサやおやつの注意点

デグーの食事管理では、与える内容だけでなく、与え方や食べ方の変化にも注意が必要です。食欲や食べ方の変化は体調不良のサインとなることがあるため、日頃からよく観察し、異変に早く気づけるようにしておきましょう。
ペレットや野菜は食べ放題にしない
ペレットや野菜などの副食は、食べ放題にしないことも大切です。野生のデグーはいつもエサを探すために駆けずり回っています。探す必要がなく、いつでも栄養価が高くおいしいペレットや野菜を食べられる環境では食べ過ぎを招きます。
薄明薄暮性の動物なので、ペレットは朝と夕方を中心に与えるようにしましょう。一方で、繊維質をしっかり取るためにも、低カロリーな牧草は好きなだけ食べさせるようにします。
デグーが急にエサを食べなくなったら
デグーが突然エサを食べなくなった場合は、健康上の問題が発生している恐れがあります。デグーの歯は伸び続けるため、齧ることが少ないと歯が伸びすぎてしまいます。
また、腸が膨れて鼓腸症を起こしている可能性や、痛みがある場合も考えられます。様子を見るのではなく、早めに動物病院を受診してください。
デグーのエサやおやつのまとめ

デグーは草食動物です。メインで与えるのは牧草で、あとはペレットを与えましょう。デグーのエネルギー源は繊維なので、牧草を好きなだけ食べさせることがポイントです。
マメ科の牧草は栄養豊富で嗜好性が高いので、成長期や妊娠、授乳期に与えることをお勧めします。イネ科は一番刈り、二番刈り、三番刈りなど刈るシーズンで栄養や硬さが異なります。一番刈りを基本として、好みに合わせて与えてください。
ペレットはデグー専用を選びます。食べ放題ではなく、朝と夕方など決まった時間に与えるようにしましょう。野菜は芸を教えるときのごほうびなどにとどめて、食べ過ぎに注意してください。
急にエサを食べなくなった場合は、健康上のトラブルが生じていると考えられます。早めに動物病院を受診しましょう。
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