【2025年】保護猫を譲り受けるには?東京のおすすめ保護猫カフェ5選
東京にはたくさんの保護猫カフェがあることをご存じですか?保護猫カフェでは、飼育崩壊など何らかの事情で飼えなくなった猫たちが一時的に保護されています。
一般的な猫カフェとは異なり、保護猫カフェでは、保護猫たちと触れ合えるだけでなく、もし「一緒に暮らしたい」と思える子がいれば、家族として迎え入れることも可能です。
今回は、保護猫カフェのシステムと、東京にあるおすすめの保護猫カフェをご紹介します。
保護猫カフェの仕組み
保護猫カフェには、一般的な猫カフェと同じように保護猫と触れ合えるだけのカフェと、保護猫を一時的に預かり、譲渡を目的としているカフェの2種類があります。お家に迎え入れる猫を探したい場合は、譲渡可能な保護猫カフェを探しましょう。
なお、保護猫カフェに気で入った猫がいたからといって、その日にすぐお迎えできるわけではありません。店舗によっては、書類が必要だったり、トライアル期間を設けていたりするところもありますので、焦らず、ゆっくりと家族になる猫を探しましょう。
保護猫カフェの譲渡の条件と費用
保護猫カフェの譲渡条件や費用は店舗ごとに異なっており、実際に店舗に行かないと教えてもらえない場合も多いですが、譲渡費用はだいたい30,000〜50,000円と見積もっておくと良いでしょう。
保護猫カフェの譲渡条件例
保護猫カフェの譲渡条件には、どのようなものがあるのでしょうか。譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」の譲渡条件を例にご紹介します。
- 家族として終生責任をもって大切に可愛がってくださる方
- 完全室内飼いにしてくださる方(ケージ飼い・紐飼いはお断りします)
- 猫ちゃんを飼育可能な住宅環境であること(身分証等の提示が必要)
- ご家族全員の同意が得られていること
- 60歳未満の方であること
- 未成年のみの世帯でないこと
- 猫ちゃんの体調不良時やワクチン接種(年1回)にきちんと病院へ連れて行くこと
(引用元:譲渡型の保護猫カフェ「Miagolare」)
譲渡条件を見てわかるように、保護猫カフェから譲り受けるための条件はそれほど厳しくありません。
ただし、里親になるには譲り受け希望者の性格や猫との相性も大切です。猫を大切に育てられるかを判断するために、条件に加えて事前にスタッフとの面談が行われる場合もあります。
保護猫カフェの譲渡費用
譲渡費用には、これまでにかかった飼育管理費、ワクチンの接種、ノミ・ダニ駆除、寄生虫除去、不妊手術費などが含まれます。
金額はお店によって異なりますので、気になる猫がいたら、まずは保護猫カフェのスタッフに聞いてみてください。
東京の保護猫カフェおすすめ5選
東京にあるおすすめの保護猫カフェを5ヶ所ご紹介します。
利用料や保護猫の譲渡の有無などの情報もまとめていますので、保護猫カフェ選びの参考にしてくださいね。
なお、衛生面と猫の健康管理のため、保護猫カフェを訪れる際はマスクと靴下の着用を忘れないようにしてください。
マスクは感染症やアレルギー対策のため、靴下は靴底に付着したウイルスなどの侵入を防ぐために必要です。猫カフェでは基本的に靴を脱ぐところが多く、人獣共通感染症である白癬菌(水虫)の感染予防を目的としています。
また、香水も猫にとって有害な成分が含まれていることがあるためNGです。
1.【五反田】Meooow!
五反田駅から徒歩約18分の場所にある保護猫カフェ「Meooow!(ミャーオ)」。
ボランティアによって運営されており、12匹もの可愛い保護猫たちが新しい家族を待っています(2025年7月現在)。
保護猫は、写真と紹介文をサイトからチェックできます。
Meooow!「在籍猫のご紹介」
土日祝日は予約制のため、事前にサイトから予約しましょう。また、靴下やストッキングを忘れた場合は、一足200円で購入する必要があります。
料金:1時間1,000円、15分延長ごとに+200円
営業時間:13:00~20:00(不定休)
住所:〒142-0063 東京都品川区荏原1-12-6
保護猫の譲渡:◯
HP:https://meooow-cat.com/
2.【御茶ノ水】ネコリパブリック東京お茶の水店
JR御茶ノ水駅から徒歩約6分の場所にある保護猫カフェ「ネコリパブリック東京お茶の水店」。
27匹の保護猫が里親を待っています(2025年7月現在)。
「東京お茶の水店/在籍ねこ」
畳が敷かれた昭和レトロな雰囲気が漂う空間に、とても癒される保護猫カフェです。
予約優先の保護猫カフェのため、予約なしで行くと入れない可能性があります。訪れる際は、予約することをおすすめします。
初めて来店する場合は事前の登録が必要です。
なお、ネコリパブリックは東京だけでなく、大阪や広島、岐阜などにも店舗を構えています。
料金:平日 1時間/1,760円 土日祝 1時間/1,980円
営業時間:平日12:00〜19:00、土日祝11:00〜18:00(木曜定休)
住所:〒113-0034 東京都文京区湯島3丁目1-9 CRANEビル4階
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.neco-republic.jp/shop/shop-necorepublic-ochanomizu/
3.【中野】Miagolare
中野駅から徒歩1分の場所にある保護猫カフェ「Miagolare(ミャゴラーレ)」。
15匹の保護猫が里親を待っています(2025年7月現在)。
「Miagolareのメンバー紹介」から、保護猫のプロフィールや写真を確認できます。
1日滞在パックがあり、フリーWi-Fiや電源も使えるため、勉強や仕事場としても利用できそうです。ドリンクバーがあるのもうれしいポイントですね。
靴下またはストッキングの着用が必要で、忘れた場合は店内にて110円で購入できます。
料金: 1時間1,400円(ドリンクバー付き)
営業時間:11:30〜21:30(木曜定休)
住所:〒164-0012 東京都中野区本町4-30-26 第二藤尾ビル3F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://www.miagolare.org/
4.【駒沢】保護猫カフェ駒猫
駒沢大学駅から徒歩10分の場所にある「保護猫カフェ駒猫」。
駒猫にいる保護猫たちは、こちらから写真付きで確認できます。
駒猫にゃんず
土日祝日は予約優先ですので、注意しましょう。
ご来店予約カレンダー
駒猫でも、靴下やストッキングの着用が必要です。忘れた場合は200円で購入できます。
料金:1時間1,300円、20分延長ごとに+300円
営業時間:12:00〜20:00(水曜定休)
住所:〒154-0012 東京都世田谷区駒沢4-12-22 ティファーレ駒沢4F
保護猫の譲渡:◯
HP:https://koma-neko.com/
5.【新宿】BAKENEKO CAFE
西早稲田駅より徒歩3分の場所にある、「捨て猫や保護猫が飼い猫に化ける」をコンセプトとした「BAKENEKO CAFE」。
7匹の保護猫が暮らしています(2025年7月現在)。保護猫の写真はサイトからチェックできます。
BAKENEKO CAFE「在籍猫紹介」
外のテラス席では食事の提供もあるため、食事ついでに立ち寄ってみるのもおすすめです。
予約はこちら
料金:30分1,000/1時間1,500円 ※学割あり
営業時間:11:00〜20:00(月・水曜定休)
住所:〒169-0072 東京都新宿区大久保3-13-1-1棟 106
保護猫の譲渡:◯
HP:https://bakeneko-cafe.tokyo/
まとめ
今回はご紹介した保護猫カフェは、ほんの一部です。東京には、まだまだたくさんの保護猫カフェがあります。
「保護猫」と聞くと、少しとっつきにくいイメージがあるかもしれません。しかし、保護猫カフェでは、猫と触れ合った上で、気に入った猫をお迎えすることができます。これが、ペットショップにはない保護猫カフェの魅力なのです。
これまで保護猫カフェに行く機会がなかった方も、ぜひ一度足を運んでみてください。素敵な出会いがあなたを待っているかもしれません。
関連リンク
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